中 映 協 だ よ り

2006.1.12
中部映像関連事業社協会

 あけましておめでとうございます。新しい年が中部映像関連事業社協会会員社の皆様にとりまして、素晴らしい年となりますようお祈り申し上げます。

 さて、去る1月12日(木)に、恒例の『平成18年中映協新年会』がメルパルク名古屋で開かれました。去年と同様に、会員・賛助会員あわせて33社69人と来賓10人のあわせて79人が参加され、今年も賑やかな新年会となりました。

 初めに近藤理事長が挨拶に立ち「去年は万博の年。皆様に良いことがありましたでしょうか?この15年、何が失われたのかと考えると、国の保護を受けた巨大な銀行などがつぶれ統合され、統制経済的なものから本来の資本主義への脱皮の15年であったように思える。今、IT産業がコンテンツを求め巨大な金が流れる時代となり、放送と通信の融合がトレンド。我々はコンテンツを作るが、著作権の問題もあり持つことが出来ない。この地域はものづくりの地盤があるので、我々のコンテンツ制作との連携がとれないか、模索の時代だと思う。これからの10年、我々のメンバーがコンテンツを持って、打って出られる時代になった。来年、“全映協の全国大会“が、名古屋で開催されます。地元を挙げて盛り上げていきたいと思うので、よろしくお願いします」と述べました。

 来賓の中部経済産業局・情報政策課の竹村課長が、「9月まで万博の担当で感じたのは、最先端の技術を見せるだけでなく、“感動”を持って帰っていただくことに重点をおいた。皆様へのお願いとして、人の心の中に何か感動を呼び込む“メッセージ性”を問い続けて、映像作り・音作りに当ってください」と挨拶。続いて、愛知県産業労働部新産業振興課の辻村課長補佐が、「昨年、次世代を見通して、デジタルコンテンツ振興会議を立ち上げた。技術革新の激しい時代、この業界の発展を感じ期待しています。2月10日に“デジタルコンテンツ産業の未来を探る”というシンポジュームを開催しますので、ご参加ください」と挨拶。この後、来賓紹介に続いて、中映協映像コンテストの審査委員長でもある名古屋学芸大学の西宮先生の御発声で乾杯を行い、懇親会に入りました。

 宴半ば、恒例の賛助会員各社の皆様から新年の挨拶があり、各社からご提供いただいた商品の“お楽しみ抽選会“が行われました。ご協力ありがとうございました。

 最後に、城戸副理事長からお礼の言葉と、今年の『中映協映像コンテスト』を5月18日に開催するお知らせがあり、“一本締め”でお開きとなりました。


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